アシッド映画館復活!

昨夜ついに特番という形での復活を果たしたABCアシッド映画館. 恐らく私を含め多くの関西の映画ファンがこの特番放送を楽しみにしていたことでしょう. 放送終了後には早速同じアシッドリスナーであるジョニーAさんやアンパンマンさんからも番組感想のコメントをいただきまして、改めてアシッド映画館という番組の素晴らしさを思い知らされましたよ. 私ももちろんリアルタイムで聴いてましたが、やっぱり平野センセの映画評論はいいですよね. 濃い情報をごく当たり前のように次々と話してくださるだけでなく、どの映画がどのように面白いのかを的確に教えてくださりながら、もちろんネタも笑いも忘れない. こういう他番組にはない、リスナーが本当に求めているものは何かをきちんとラジオで流してくださるところがやはり平野センセの、そしてアシッド映画館の素晴らしさだと思いましたよ. 特に昨日の放送でそれを強く感じたのは『パイレーツ・ロック』の紹介時. この映画は他番組でももちろん紹介されているのですが、どの番組も「面白いので是非見てください」とか「これは見逃さない方がいいと思います」などの紹介ばかりなのに対して、平野センセは「特にラジオが好きな方は是非」という紹介でした. 私も友人や知人にいろんな映画を勧めることはよくあるのですが、映画を勧める時って誰にでも通用するような無難な勧め方をしても全くその映画の面白さなんて伝わりません. 逆に平野センセの紹介のように、いろんな情報を流しながらもこの映画を一番楽しめる特定情報、この場合なら「ラジオ好きの方は是非」というものをきちんと明解にすることで、聞き手としては話し手の熱意まで伝わるので自然と「それなら是非見てみよう」という気持ちになるんですよね. この辺りが他番組とアシッド映画館との明確な違い. 別に他番組に熱意がないとまでは言いませんが、やはりアシッド映画館と比べると熱意が足りないんですよね. リスナーにそんな紹介では雨が降ったときに「熱意の傘」なんて差されへんぞ! と思わせるようでは映画紹介番組としてはまだまだ未熟ではないでしょうか. どんな映画でも見る人によって面白い面白くないは大きく分かれるものです. mbt 激安 だからこそ誰の評価を基準にして映画を選べばいいかも迷ってしまうもの. これは本当に何年映画ファンをやっていても分からないものです. でも昨日の平野センセの映画紹介のように熱意をもって聞き手の「この映画を是非見よう」という映画熱を引き出す紹介があれば、その熱意ある人を中心に映画熱は次々といろんな人に感染していき、広がっていくもの. そうやって映画ファンは増えていくと思うのです. 映画熱は映画愛があってこそ生まれるもの. その映画に対する平野センセと鳥居睦子さんの愛情の深さと強さを改めて感じた55分間. 来月中旬頃放送予定の特番も今から楽しみです! 深夜らじお@の映画館 は来月3日の関学でのイベントにも参加するつもりです.