昔懐かしいドット絵で描かれるオンラインR

毎日放送よ、お前もか! なぜに「映画へようこそ! 」を終わらせる? 大阪朝日放送が10月3日に深夜ラジオ番組 アシッド映画館 を放送終了させるニュースに呆然とする一方で、昨夜をもって浜村淳さんがナビゲーターを務められていた毎日放送の深夜映画TV番組「映画へようこそ! 」がいったん放送を休止. しかし復帰時期を明かさずでの休止なので、恐らくこちらも事実上の放送終了になると思われます. そもそも「映画へようこそ! 」といえば、関西では1970年代~1990年代の古い映画をよく放送してくれる番組でした. 冒頭の5分は「さて、みなさん」でお馴染みの浜村淳さんが最新映画を紹介し、次の1~2分でこの後放送される映画の内容を簡単に、でも興味を持たせてくれるように紹介してくれ、そして浜村淳さんの「それではただいまから上映します」という言葉を合図に映画本編が始まるという、往年の映画ファンが新しい映画ファンにいろんな知識を与えてくれるような貴重な老舗番組でした. ところがその老舗番組が理由も明かさずに無期限での放送休止. しかも昨夜放送された映画はデヴィッド・クローネンバーグ監督の『デッドゾーン』という皮肉を込めた作品チョイス. 『デッドゾーン』をご覧になられた方ならお分かりだと思いますが、この映画はラストで未来が見える主人公クリストファー・ウォーケンが将来大統領になってアメリカをダメにする危険性の高い上院議員候補の当選という未来を阻止して自殺に追い込み、「未来は変えられる」ということを命を懸けて示して終わるというもの. これって明らかに番組スタッフがテレビ局幹部に対して「いつかこの上院議員候補みたいになってしまえ! 」と、視聴者に対しては「未来は変えられる. 我々はこのままでは終わりませんよ! 」というメッセージに見えませんか? そりゃ最近どの番組も軒並み低視聴率で困っているTBS系列の毎日放送さんですから、その影響で改編を迫られたという経緯もあることでしょう. でも朝日放送さんにしろ、毎日放送さんにしろ、不況を言い訳に老舗番組を終わらせてしまうのは視聴者やリスナーを軽視した非常にナンセンスなこと. 老舗番組というのは多くの視聴者やリスナーから愛されているからこそ長く続いている番組です. 昨今の流行にばかり囚われず、本当にいいものが何かというのを分かっているスタッフや出演者が愛を持って放送するからこそ世代を超えて愛されている番組です. それが無くなってしまったら、これから映画ファンになろうとしている若い世代の映画ファンが映画を勉強する機会も無くなってしまうじゃないですか. 映画に詳しくなるには映画館通いをしているだけではダメ. たくさんの映画を見ているだけではダメ. 自分よりも長く映画ファンをされて、自分よりもたくさんの映画を見ている方たちからいろんな話を聞いたり、いろんな映画を教えてもらっりして初めて映画に詳しくなれるのだと私は思うのです. でもそういう映画ファンの先輩を見つけ出すのは至難の業. だからこそこういう老舗のTV番組やラジオ番組が必要なんです. 単に映画を紹介しているだけではなく、新しい映画ファンを育てている貴重な番組でもあるんです. そういう老舗番組が今秋にTVとラジオで共に終わってしまうのは非常に悲しいです. まさに関西映画界に冬の時代が到来です. 東京など関西地区以外ではこの秋の改編で映画番組がどのような扱いを受けているのかは分かりませんが、関西の映画ファンには例年になく寒い冬がやってきそうです. 深夜らじお@の映画館 は老舗番組が好きでした. 誰かこの映画の面白さを教えてくれ! この映画のどこで泣くのか教えてくれ! と言いたくなるほどの駄作でした. 2007年に女子中高生の圧倒的な支持を受け大ヒットしながらも、同年のワースト作品としても話題を大いに振りまいていたこの作品. いや~これで感動する人がもし『シザーハンズ』などの感涙映画を見たら、文字通り涙が枯れるまで泣いて脱水症状で集中治療室送りになるで! と言いたくなるほどの駄作でしたね. もともとはケータイ小説が原作ということなんですが、昨今のケータイ小説の内容って強姦やイジメなどヘビーなネタに加えて、病気モノを安易に取り入れたり、好きになった人が腹違いの兄弟だったりするという荒唐無稽なものばかりらしいですね. そんなチープなお話ですから、まぁ~とにかくツッコミどころが満載. というかツッコミどころのオンパレードでしたよ. まず主人公の美嘉が図書室に忘れてきた自分のケータイに掛かってきた名前も顔も知らない相手とあんなにもすぐに仲良くなれること自体、バカげてます. 百歩譲ってまだ相手が三浦春馬クンという男前だったからいいものの、もし変態さんだったら犯罪に巻き込まれるっちゅうねん! 女子中高生の危機管理の甘さは予想以上に恐ろしいものでしたね. さらに嫉妬からヒロの元彼女が男友達に強姦を頼むというのもムチャクチャ. このご時世、あんなことして捕まったら少年法の適用外どころの話ちゃうで! でしたもん. でもまだ千歩譲って最近は物騒な世の中だからそんなこともあるかも知れないと思いつつも、その後美嘉が強姦被害にあったばかりなのにすぐにヒロと図書室で関係を持ってしまうのも、「もしも~し、PTSDって言葉知ってますか? 」と言いたくなるほどのバカバカしさ. でもこれも最近は性の低年齢化が進んでいるので1万歩譲るとしても、その後は泣ける映画には是非! と言わんばかりにヒロが病気に倒れるくだりにはもはや呆れるばかり. しかしこれも一種のブームみたいなものだと思い10万歩譲る思いで見ていると、今度は新しく美嘉の彼氏になった優がアッシーくんやメッシーくん以上にお人好しなこと. おいおい、まだ大学生なのに全く元彼への想いが消えない彼女に対して嫉妬の炎の一つも燃やさないって、それは男としてアカンやろ! でもまぁこれも優の父親がバブル世代のアッシーくんっぽい人で、その遺伝で彼もそうなっているんだと無理矢理に思い込み、必死に怒りの噴火を抑えつつ100万歩譲る思いで見ていたら、今度は美嘉がヒロの病状を知るや否や、優は何も言わずに美嘉をヒロの元に送り出すんですよ. もう優には、お前には自分の意見がないのか! 恋人ができたらそれで満足だけの腰抜けナルシストか! と直接面と向かってツッコミたくなるほどでしたよ. というか、先程から私はどんだけの歩数を譲ってんねん! それだけの歩数があればかなり遠くまで行けるわ! そして最後は空を見上げながらヒロのことを忘れない美嘉でした・・・という終わり方も、「あぁ~さいですか・・・」としか反応できないほどのバカバカしさ. ケータイ小説ってこんなにチンケなお話なの? ケータイ本体の重量が年々軽くなってますけどケータイ小説の中身もこんなに軽いの? と驚くほど、本当にどこで感動するのか全く理解できない映画でしたね. いや~映画業界もこんな映画ばっかり撮っていたら、そりゃビジネス的には成功するでしょうけど、映画の質は下がる一方ですよ. 間違った「泣ける映画」を若い世代に伝えるのは業界としても是非避けてほしいところ. でも関西人的には、こういうツッコミオンパレードのバカ映画も別の意味で楽しかったりするんですけどね♪ 深夜らじお@の映画館 はバカ映画にツッコむのが大好きです. キューエンタテインメントは、PS Vita用オンラインRPG『ガーディアンハーツオンライン』のサービスを、本日から開始した. 基本プレイ料金は無料. 本作は、天空に浮かぶ島々で構成される世界"グランガイア"を冒険するオンラインRPG. RPG全盛期のゲームを強く意識して2Dドット絵にこだわって制作されており、往年のJRPG黄金期の雰囲気を受け継ぎつつも、PS Vitaならではの利便性とオンライン協力プレイという新たな要素の追加により、より遊びごたえのあるタイトルになっている. また、公式サイトも本日よりオープンしている. さらに、"プレコミュ"の『ガーディアンハーツオンライン』公式グループでは、『ガーディアンハーツオンライン』の便利アイテムがもらえるイベントも開催されているので、こちらもあわせてチェックしよう.