アシッド映画館復活!

数年後、2010年6月2日は日本の政治史にとって汚点となるような気がした、鳩山由紀夫首相の突然の辞任表明. 私個人の意見としては辞任する必要など全くないと思うのですが、一方的な報道しかしないマスコミに踊らされ、昨夏に選挙で民主党を選んだ責任さえ果たせない今の日本国民の前では、一国の総理といえどもその犠牲者となる恐ろしさと悲しさを感じましたよ. 鳩山首相も辞任会見で仰っていましたが、自分の声が国民に届かなかったというのは事実だと思います. 決して首相の個人的認識の範疇ではないと思います. というのも民主党が政権を奪取して以降のマスコミの異様な報道の数々を思い出してみてください. 昨夏から約9ヶ月、マスコミは民主党の何を報道してきましたか? 多分みなさんの脳裏に浮かぶのは政治献金問題とか八ツ場ダム問題とか先日の福島社民党々首罷免劇といった民主党にとってマイナスのものばかり. 逆に功績と言われるものは何かと考えても、第1回の仕分け作業ぐらい. 第2回目からは仕分け議員の発言の一部だけを取り上げて曲解させてますから. こうして一連の民主党に対する報道を振り返ると、マスコミに明らかな公平さがないままに報道された内容だけで国民は「民主党はダメ、鳩山首相もダメ」と決め付けているようにしか思えないんですよね. だいたい先日の福島社民党々首罷免劇にしてもマスコミに登場するのは福島党首や辻元議員ばかりで、民主党社民党のゴタゴタ劇なのですから社民党だけでなく民主党議員の意見も聞くべきなのに、そんな報道など全くされず. つまり今の報道って明らかに一方的. もっと厳しくいえば今の報道は報道ではなく視聴率稼ぎのためのゴシップです. しかもそのゴシップを報道と勘違いした人たちが民主党鳩山首相に対して言いたい放題に批判してばかり. 民主党政権も1年生政権なんですから1年も経たないうちから明確な結果を求めるのはあまりにも酷. 特に現政権の閣僚に対して「大臣がみんな素人だ」と発言している街角の老齢男性の意見など、あまりにも軽薄に思えましたよ. 今は国家の一大事の時期です. 不景気ですし、北朝鮮の動きは不穏ですし、嫌な事件は頻発してますし、本当に嫌な時代です. でもこういう時こそ、一致団結して戦うべき時ではないですか? 昨夏鳩山首相がご覧になられた 『サマーウォーズ』 の陣内栄おばあちゃんの教えのように今が合戦時なら、誰か一人に責任を負わせずみんなで頑張るのが優しさであり、愛というもの. でもその教えは今の日本国民には届かなかった. 何か今日の会見を見ていてそんな気がしましたよ. あんたならできる. そう言って鳩山政権を見守るべきはず日本国民が鳩山首相を切り捨てた. 陣内栄おばあちゃんのような日本の美しき心が今の報道にも国民にも消えていた. それを強く感じたことに、凄く悲しくなった今日という一日. もうこの国は美しさを取り戻せないのでしょうか? 深夜らじお@の映画館 は今のマスコミの在り方が大嫌いです. カプコンは、8月26日に発売するPSP用ソフト『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』の新情報を公開した. 『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』は、1匹のアイルーとなって、アイルーたちが作り上げる村での生活を楽しむゲーム. 畑で素材を育てたり、クエストに行ってアイテムを入手したりと、さまざまなイベントをこなすことで、個性的な未知なる能力を持ったアイルーが集まってくる. アイルーたちをたくさん呼んで、村をにぎやかにすることが目的だ. 今回、発売日となる26日10: 00からダウンロード可能になるコンテンツを紹介する. クエスト"ハローキティ×モンハン"をダウンロードしてクリアすれば、ハローキティにまつわる特別な服をゲットすることが可能だ. ハローキティとのコラボで生まれた衣装や装飾品が登場. 発売日当日にクエストをダウンロードしよう. また本作は、PSPモンスターハンターポータブル 2nd G』と連動しており、お気に入りのオトモアイルー1匹を村に連れてくることができる. これに加えて、芸能人のお気に入りオトモアイルーを『モンスターハンターポータブル 2nd G』に連れてこられるコンテンツが9月より配信されることも決まった. 現在、ヒップホップアーティスト・SEAMOと、バンド・シドのメンバーであるShinji、明希、ゆうやのデータ配信が予定されている. 詳細は後日、明らかになるとのことだ. 昨夜ついに特番という形での復活を果たしたABCアシッド映画館. 恐らく私を含め多くの関西の映画ファンがこの特番放送を楽しみにしていたことでしょう. 放送終了後には早速同じアシッドリスナーであるジョニーAさんやアンパンマンさんからも番組感想のコメントをいただきまして、改めてアシッド映画館という番組の素晴らしさを思い知らされましたよ. 私ももちろんリアルタイムで聴いてましたが、やっぱり平野センセの映画評論はいいですよね. 濃い情報をごく当たり前のように次々と話してくださるだけでなく、どの映画がどのように面白いのかを的確に教えてくださりながら、もちろんネタも笑いも忘れない. こういう他番組にはない、リスナーが本当に求めているものは何かをきちんとラジオで流してくださるところがやはり平野センセの、そしてアシッド映画館の素晴らしさだと思いましたよ. 特に昨日の放送でそれを強く感じたのは『パイレーツ・ロック』の紹介時. この映画は他番組でももちろん紹介されているのですが、どの番組も「面白いので是非見てください」とか「これは見逃さない方がいいと思います」などの紹介ばかりなのに対して、平野センセは「特にラジオが好きな方は是非」という紹介でした. 私も友人や知人にいろんな映画を勧めることはよくあるのですが、映画を勧める時って誰にでも通用するような無難な勧め方をしても全くその映画の面白さなんて伝わりません. 逆に平野センセの紹介のように、いろんな情報を流しながらもこの映画を一番楽しめる特定情報、この場合なら「ラジオ好きの方は是非」というものをきちんと明解にすることで、聞き手としては話し手の熱意まで伝わるので自然と「それなら是非見てみよう」という気持ちになるんですよね. この辺りが他番組とアシッド映画館との明確な違い. 別に他番組に熱意がないとまでは言いませんが、やはりアシッド映画館と比べると熱意が足りないんですよね. リスナーにそんな紹介では雨が降ったときに「熱意の傘」なんて差されへんぞ! と思わせるようでは映画紹介番組としてはまだまだ未熟ではないでしょうか. どんな映画でも見る人によって面白い面白くないは大きく分かれるものです. だからこそ誰の評価を基準にして映画を選べばいいかも迷ってしまうもの. これは本当に何年映画ファンをやっていても分からないものです. でも昨日の平野センセの映画紹介のように熱意をもって聞き手の「この映画を是非見よう」という映画熱を引き出す紹介があれば、その熱意ある人を中心に映画熱は次々といろんな人に感染していき、広がっていくもの. そうやって映画ファンは増えていくと思うのです. 映画熱は映画愛があってこそ生まれるもの. その映画に対する平野センセと鳥居睦子さんの愛情の深さと強さを改めて感じた55分間. 来月中旬頃放送予定の特番も今から楽しみです! 深夜らじお@の映画館 は来月3日の関学でのイベントにも参加するつもりです.