首相動静―7月7日

野田佳彦首相は12日の衆院本会議で、「発射は地域の平和と安定を損なう安全保障上の重大な挑発行為だ. 国連安全保障理事会の決議に違反し、強行されれば遺憾だ」と語り、北朝鮮に改めて自制を求めた. 田中直紀防衛相は発射予告時間を過ぎた12日夕、関係幹部を集めて情勢を分析し「引き続き緊張感をもって万全の態勢を継続してほしい」と指示. 岩崎茂統合幕僚長は記者会見で、発射がなかった理由について「いろいろ推測はできるが特定できない」と述べた. ミサイル発射後の新たな安保理決議について、藤村修官房長官は会見で「日本の立場はそういうことで、そう主張している」と語り、安保理議長国の米国など関係国に働きかけていることを明らかにした. 春の古都を彩る催し「京都・東山花灯路(はなとうろ)」が10日から始まるのを前に、「八坂の塔」で知られる法観寺(京都市東山区)周辺で9日夜、試験点灯があった. 路地に並べられた行灯(あんどん)の明かりが、雨上がりの石畳をほのかに照らした. 10回目の今春は、震災被災地の復興を願って、高台寺公園で「祈」の文字をろうそくで作り、福島県会津若松市で作られた素焼きの行灯「瓦灯(がとう)」もともす. 催しは20日までの午後6時~9時半. 問い合わせは主催事務局(075・212・8173)へ. 午前】7時48分、JR上野駅. 8時、スーパーひたち7号で同駅発. 斎藤官房副長官、本多首相補佐官同行. 10時11分、福島県のJR泉駅. 30分、同県いわき市小名浜港. 魚市場などを視察. 44分、同市の観光物産施設「いわき・ら・ら・ミュウ」を視察. 「スパリゾートハワイアンズ」のフラガールを激励. 11時6分、渡辺敬夫いわき市長と会談. 31分、報道各社のインタビュー. 55分、同市の渡辺町昼野仮設住宅を視察. 【午後】0時7分、同県の渡辺利綱大熊町長と会談. 1時54分、同県川内村の保健福祉医療複合施設「ゆふね」. 遠藤雄幸川内村長が出迎え. 2時10分、同村の下川内応急仮設住宅を視察. 19分、同村の農産物直売所「あれ・これ市場」. 農産物の放射性物質検査視察. 36分、同村立川内小学校で児童と交流. 3時10分、遠藤村長らと懇談. 31分、懇談終了. 5時21分、福島県庁. 31分、佐藤雄平知事と会談. 6時13分、報道各社のインタビュー. 23分、JR福島駅. 46分、やまびこ220号で同駅発. 8時37分、JR上野駅. 9時1分、公邸.