日経平均終値は40円安 金融緩和受け一時

27日の東京株式市場は、日経平均株価終値が前日より40円94銭(0.43%)安い9520円89銭だった. 日本銀行が追加の金融緩和を決めたのを好感し、一時、前日終値より130円近く上昇した. しかし、市場では「想定の範囲内」(大手証券)と受け止められ、買い注文が一巡すると、逆に売り注文が優勢となった. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同5.83ポイント(0.72%)低い804.27. 出来高は21億8千万株だった. ロンドン五輪のボクシング女子で、国際オリンピック委員会(IOC)などによる推薦枠を得るために必要な事前の申請を日本が行っていなかったことが17日わかった. 日本はお笑いタレントの山崎静代(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)らが出場した世界選手権で、五輪で開催される3階級とも五輪出場権を逃しており、出場の可能性がなくなった. 日本オリンピック委員会(JOC)が昨年9月に各競技団体に配布した資料集には、推薦枠を希望する国・地域は1月16日までにIOCに申請しなければならないと明記されていた. 日本アマチュアボクシング連盟山根明会長はこの日、「そのような規則を記した文書を見たという報告を受けておらず、申請もしなかった」と話した. JOCによると、ボクシング女子のロンドン五輪出場枠は3階級計36人で、うち11人はIOC、各国オリンピック委員会連合、国際ボクシング協会の3者委員会による推薦で決まる.