米新車販売、2月は15%増 リーマン前の

25日、巨人6―2DeNA) 巨人の沢村が139球を1人で投げ抜いた. 10安打を浴びたが、要所を力のある直球でねじ伏せて2失点. 「いつも6、7回で降板していたので完投したかった」. 暑さと連戦が続く夏場に先発が完投すれば、中継ぎ陣の負担は減る. 杉内、内海ら他の先発陣は2年目右腕に刺激を受けたはずだ. 原監督も「価値ある完投だった」とたたえた.

米調査会社のオートデータが1日発表した2月の米国での新車販売台数は約114万台となり、1営業日あたりの販売台数は前年同月より約15%増えた. 年換算すると約1510万台のペースとなり、リーマン・ショック前の2008年2月(1530万台)以来4年ぶりの高水準に達した. 前年同月比でのプラスは9カ月連続. ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モータークライスラーの米自動車大手「ビッグスリー」がそろって回復基調にあるほか、昨年3月の東日本大震災で減産を迫られた日本メーカーも徐々に立ち直りつつある. メーカー別では、クライスラーが約35%増と伸びが大きい. トヨタ自動車は高級車ブランドである「レクサス」が大きく増えた. GMは販売台数首位は堅持したものの、昨年2月の販売奨励策の反動もあり、わずかにマイナスとなった. 経済産業省が27日発表した3月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)の速報値は前月比1.0%増の95.3となり、2カ月ぶりに上昇した. 基調判断は「持ち直しの動きで推移」を維持した. 業種別では全16業種のうち11業種が上昇. エコカー補助金の復活に伴って国内市場が回復し、北米向け自動車も堅調な輸送機械工業が伸びた. 地方自治体向けの防災無線システムが売れた情報通信機械工業も好調だった. 一方、電子部品・デバイス工業、化学工業など5業種が低下した. また、同時に発表された2011年度の鉱工業生産指数は前年度比1.0%減の93.2で、2年ぶりに低下した. 震災後は著しく落ち込んだものの、夏ごろからの復興需要などに下支えされ、通年では生産への影響は限定的となった.