NYダウ終値は小幅下落 米雇用統計発表控

サンフランシスコ=畑中徹】週明け21日のニューヨーク株式市場は、大企業で構成するダウ工業株平均が小幅に値下がりした. 終値は先週末より7・45ドル(0・05%)安い1万5392・20ドルだった. 投資家が注目する「9月の米雇用統計」が22日に発表されるのを控え、様子見のムードが強まった. ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、先週末より5・77ポイント(0・15%)高い3920・05で取引を終えた. 9日投開票の東京都知事選で、ルポライター鎌田慧氏ら19人でつくる会が3日、記者会見し、ともに脱原発を掲げる日本弁護士連合会前会長の宇都宮健児氏(67)と元首相の細川護熙氏(76)に候補の一本化を呼びかけると発表した. 両陣営に要請書を渡し、6日までの回答を求めるという. 東京都知事選 鎌田氏は告示前も両候補の一本化を模索したが、断念. 鎌田氏は「宇都宮、細川両氏を足した票が最多なら歴史の悲劇だ」と話した.