震災がれき、静岡市も試験焼却へ 山田町と

東日本大震災の被災がれきの処理をめぐり、静岡市田辺信宏市長は28日、試験焼却を行う方針を明らかにした. 岩手県山田町と大槌町のがれきが対象. 開始時期や放射性物質の検査方法などを県と協議する. 静岡県内では島田市が16~17日に試験焼却を行っている. 田辺市長は記者会見で「政令指定都市の責任として、県内の市町が、がれき処理で統一的に行動できるよう取り組んでいく」と話した. 静岡市内には二つの焼却施設があり、現状では1日に計108トンの余力があるとしている. 試験焼却は両施設で行う予定.