レオ牧田、粘って完投勝ち ハム中田、今季

25日、九産大九産8―6九州国際大付) 福岡大会で2年連続優勝を狙った九州国際大付が、準々決勝で姿を消した. 九産大九産に序盤で6点を奪われ、追いかける展開. 6回に同点としたが、直後に連打で再び勝ち越された. 8回無死一塁では、昨夏の甲子園を経験した主将で4番の龍が二ゴロ併殺に倒れ、万事休す. 龍は「自分のせいでみんなの夏を終わらせた. 申し訳ない」と涙が止まらなかった. =北九州市民. 17日、西武3―2日本ハム) 牧田が粘りに粘り、2失点で完投勝ちした. 7回以外は走者を出したが、直球を低めに集め、要所を締めた. 9回、足をつりかけたが、「勝ちたい気持ちが強かった」と投げきった. 昨季は途中から抑えとなり、今季再び先発へ. チームに本拠初勝利をもたらしたサブマリンは、「これからも自分の仕事をしっかりやるだけ. 先発の方がやりがいがあるかな. 15日、仙台育英6―3飯塚) 13安打を放った仙台育英が逆転勝ち. 2点を追う3回、上林の左中間適時二塁打などで同点とし、渡辺の右越え適時二塁打で勝ち越し. 4回にも2点加えて突き放した. 飯塚は救援した野田、古賀が4回途中から無失点でしのいだが、味方の援護がなかった. ○佐々木監督(仙) 「今日は取られても3点が限界と考えていたのに、1回に3失点してしまった. 何とか勝ったが、長く苦しい試合だった」 ●石田(飯) 2本の二塁打を放ったが、得点につながらず. 「見本になる打撃を心がけてきた. もっと打点を稼ぎたかった.