妊婦は温泉ダメ」根拠なし 環境省、基準か

環境省は温泉施設に掲示する注意書きや効能の内容を32年ぶりに見直し、妊娠中は入浴を避けるべきだという規定を削除する方針を決めた. 「よく調べたが、なぜ書かれているか分からなかった」という. 同省はほかの見直し内容も含めた新しい掲示基準案を24日公表した. 来月7日まで意見を募った上で決定する. 温泉法では、温泉施設には成分表と入浴を避けるべき症状(禁忌症)、入浴や飲用上の注意書きを掲示するよう定めている. 現在の掲示基準は、温泉療法で効果があるとされる症状(適応症)と合わせて1982年に作られたが、「医学的根拠に欠ける」という指摘があった. そこで環境省日本温泉気候物理医学会に調査を委託するなどして内容を見直した. トヨタ自動車労働組合が、2014年春闘で、賃金体系を底上げするベースアップ(ベア)について、4千円程度を要求する方向で調整していることがわかった. 春闘の先導役とされるトヨタ労組の動きは産業界全体に影響を与えそうだ. トヨタグループの労組でつくる全トヨタ労働組合連合会は11日の中央委員会で、5年ぶりにベアを統一要求することを決めていた. アシックス バッシュ トヨタ労組としても、ベアを要求するのは4千円を求めた09年以来5年ぶりとなる.