2011年上半期メーカー別ソフト販売金額

ICIJ提携記事) ■出資・役員就任…7千社が関連 英領バージン諸島などのタックスヘイブン(租税回避地)に設立された企業のうち少なくとも7千社が出資や役員就任などの形で中国本土に住む人とつながっていたことが、非営利の報道機関「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)が入手した秘密ファイルの分析で明らかになった. 中国の政治指導者の親族の名前も含まれていた. 中国が世界2位の経済大国にのし上がる一方で、国内の資本規制が厳しいため、国家の手が及びづらいタックスヘイブンを利用する中国人が増えたとみられる. ■党幹部親族の名も ICIJは、タックスヘイブンでの会社設立などを代行する専門業者2社の内部資料250万件の電子ファイルを独自に入手し、そこに含まれている顧客企業の株主や役員の住所、氏名、旅券などの情報を分析した. 「トレンド・ゴールド・コンサルタンツ」という名前の企業の記録には、温家宝(ウェンチアパオ)前首相の息子、温雲松氏の名前があった. 記録によれば、同社は、温家宝氏が現職首相だった2006年秋、欧州の金融大手クレディ・スイス香港支店の支援でバージン諸島に設立・登記された. 雲松氏はただ一人の取締役に就任し、全ての株を取得したが、記録では、同社は08年までに解散している. 雲松氏は投資家として知られ、12年にはアジア最大の人工衛星運営会社となることを目指した国有企業「中国衛星集団有限公司」の会長になった. ICIJの取材申し入れに対し同氏側から反応はなく、クレディ・スイスの広報担当者は守秘義務を理由に「コメントできない」と話した. 「エクセレンス・エフォート不動産開発」という会社の記録には、習近平(シーチンピン)国家主席の姉、斉橋橋(チーチアオチアオ)氏の夫である訒家貴氏の名前があった. 同社は08年3月にバージン諸島で設立され、訒氏は全株式の50%を所有し、取締役に就任している. 2011年上半期のメーカー別ソフト販売金額TOP10は、前年同期3位のバンダイナムコゲームスが首位となりました. 2011年上期の 販売本数ベースでは任天堂と約40万本の差がある2位ですが、金額ベースでは逆転しています. 30万本以上を販売した「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」が通常版7,329円、限定版7,854円(ともに税込)とPSPソフトとしては比較的値段が高いことに加え、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル」など、10,000円を超える限定版が販売金額を押し上げています. 一方、任天堂は前年同期比の41.5%減ととなり、2位となっています. 前年は、ミリオンを突破したタイトルが2本あったのに対し、2011年上半期は「ドンキーコング リターンズ」の36.9万本がトップで、3DSのローンチもありDSやWii向けの有力タイトルが少なかったと言えるでしょう. また、3位のスクウェア・エニックスも、2010年上半期から約6割減となっています. 大きく伸びたのは8位のレベルファイブで、2010年上半期の実績から約3倍以上を販売しています. 3DSローンチタイトルの「レイトン教授と奇跡の仮面」や集計期間の終盤に発売された「ダンボール戦機」が貢献しました.