本当に最終作なの? 読者から寄せられた質

スクウェア・エニックスが、本日2月4日に発売したPS3用ソフト『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE- INTERNATIONAL(以下、SO4I)』についての、読者参加インタビューを掲載する. 本作は、2009年2月19日に発売されたXbox 360用ソフト『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-(以下、SO4)』のインターナショナル版. 1つのディスクで日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語の6カ国語に対応している他、日本語と英語のキャラクターボイスを収録している. また、『SO4』の海外版にも搭載されていた、CGキャラクターをモチーフとしたインターフェースの追加なども行われている. この記事では、電撃オンラインの読者から寄せられたさまざまな質問に対する、本作を手がけたスクウェア・エニックスの山岸功典プロデューサーと小島創アシスタントプロデューサーのコメントをお届け! 『SO4』開発の経緯や、オススメコンボ、本作が本当にシリーズ最終作なのかなど、ユーザーの生の声に対するコメントをいただいたので、『スターオーシャン』ファンや、これから『SO4I』をプレイする方は、ぜひチェックしてほしい. (インタビュー中は敬称略) 『SO4』に関する、ユーザーからの質問・疑問 ――PS2スターオーシャン Till the End of Time』の結末を考えると、『SO4』は開発されないだろうと思っていました. されるとしても、今までのシリーズと関連のない新作として出るだろうと. なぜ、シリーズとの関連性を残しつつ、『SO4』を開発することになったのでしょうか. (黒月千夜さん) 山岸 : 開発元であるトライエースから、シリーズの最後として、どの様にしてこの『スターオーシャン』の世界ができたのか、惑星保護条約とはいったいなんだったのかという問いかけに答える物語... 『スターオーシャン』の真の"始まりの物語"を作りたいという要望があったからです. ――『SO4I』はシリーズ最終作とのことですが、本当にもう新作は開発されないのでしょうか? (ぺぺさん) 山岸 : 新作が制作されるかどうかは正直わかりません. トライエースから制作の要望が出れば作られるかも知れませんね. ただ、少なくとも僕が『スターオーシャン』シリーズを手がけることはないと思います. (なんせ"卒業"ですから) ――PS3版を開発するにあたって、苦労した点はありますか? (光の勇者さん) 山岸 : やはりハードウェアの違いがありましたので、それぞれのハードの違いをソフト側で対応させるのが大変でした. ――戦闘部分のバランスについて、Xbox 360版から変更されている点などはありますか? (ルシオとトライさん) 小島 : 一部、 敵のパラメータを調整したり、強すぎた&弱すぎた必殺技を調整したりしています. その結果、以前よりもシビア... というか、スリルあるバトルが楽しめるようになりました. ――今作でも"容量などの関係で泣く泣く削った"部分はあるのでしょうか. (みかくさん) 山岸 : 今作=PS3版という意味でなら、削ったところはありません. ――PS2スターオーシャン Till the End of Time ディレクターズカット』のように、『SO4』のディレクターズカット版は開発されないのでしょうか? (トミーさん) 山岸 : 開発の予定は、まったくありません. ――開発スタッフの中で、人気のあるキャラクターは誰ですか? (通りすがりの『SO4』ファンさん) 小島 : 人気があるのは、バッカスだったような. なんとも言えない天然なセリフが人気ですね. (トイレに入っていたりとか) ――戦闘でのオススメコンボ、または必殺技はなんでしょうか? 威力が強力というより、演出がお気に入りのものや決まるとすっきりするというものを知りたいです. 『SO4』の戦闘は楽しすぎて最高です! (riricaさん) 小島 : エッジは"フェアリースター"を覚えさせて最強の回復薬として使うのが強いですね. レイミであれば"満月(ミツツキ)"が敵の動きを止めてくれて強いです. 他には... バッカスのアクションアビリティ"緊急修復"なんかも即時発動の上、大幅に体力を回復するので使っていないならぜひ. また、使っていて気持ちいいコンボとしては、メリクルの"スクリュースパイク"を連発すると、画面がぐるぐるまわって爽快です(笑). エッジの"グランザッパー"で吹き飛ばした敵の起き上がりに、光魔法を重ねるのもちょっとテクニカルで気に入っています. バンダイナムコゲームスは、PSP用ソフト『機動戦士ガンダム 木馬の軌跡』を2012年1月26日に発売する. 価格はUMD版、ダウンロード版ともに6,280円(税込). 『機動戦士ガンダム 木馬の軌跡』は、『機動戦士ガンダム』の原作ストーリー(一年戦争)を、主人公アムロ・レイたちの母艦となったホワイトベースを中心として追体験していく"艦長代理シミュレーション"ゲーム. プレイヤーが"移動"や"攻撃"などの指示を行うと、戦艦やモビルスーツ(MS)が自動で行動するため、戦闘では的確な指示出しが勝敗を分けることになる. また、進軍の指揮だけでなく、ユニット同士が直接戦う局地戦にも介入可能だ. プレイヤーが行えるのは指示のみ. アムロの行動にヤキモキしたり、シャアの強さに「に、逃げろ! 」と言いたくなったりするかも? 一年戦争の名シーンは、CGムービーでの演出が行われる. 戦場モードと局地戦モード ユニットに移動や攻撃の指示を出す場面は、"戦場モード"と呼ばれる. 文字通り、戦場となるマップ上でユニットに指示を出すモードだ. 指示を出したら、基本的には見ているだけで戦闘が進んでいくので、戦況の見極めに専念しよう. 目標地点を決めるだけでも、ユニットは自動で近くの敵を攻撃しながら移動する. 簡単な指示出しだけで戦闘は進んでいくので、逆に2手、3手先を考えた指示出しが必要となるだろう. 敵味方のユニット同士が接近すると戦闘が始まり、そのエリアが輪で表示される. この状況が局地戦で、基本的には自動で進行する. 輪が出ている状態でプレイヤーが局地戦へ介入すると、"局地戦モード"に移行し、接近戦や遠距離戦などの指示出しを行えるようになる. 上の画面(左)の状況で局地戦モードに移行可能. 局地戦モードでは、戦い方についての指示出しが行える. 指示が出せる分、自動で戦闘が進むよりも短時間で敵機を倒したり、損害を抑えられたりする可能性がある.