野球代表「侍ジャパン」に田中・斎藤ら 台

厚生労働省は5日、2011年度の国民年金保険料の納付率が過去最低の58.6%だったと発表した. 前年度を0.7ポイント下回り、6年連続の低下. 過去最低の更新も4年連続. 収入の少ない非正社員の増加や年金制度への不信感などが背景にあるとみられる. 納付率は、保険料が払われた合計月数を本来払うべき合計月数で割ったもの. 11年度末の国民年金の加入者数(1号被保険者)は1904万人で、そのうち未納者は320万人. ほかに未加入者が9万人いる. 日本年金機構は昨年秋から、会社員の夫に扶養され保険料を払う必要のない3号被保険者だった主婦のうち、夫の退職後に1号被保険者への切り替えをしていなかった人などについて、切り替えを進めている. そのため、過去に払っていなかった保険料の支払いが生じ、その分の納付が追いついていないことも納付率を下げた一因とみている. ロンドン五輪のサッカー男子3位決定戦の日本―韓国戦後、韓国の朴鍾佑(パク・チョンウ)選手が竹島(韓国名・独島〈トクト〉)の領有権を主張するメッセージを掲げた問題で、崔光植(チェ・グァンシク)文化体育観光相はメダリストが対象となる兵役の免除には支障がないとの考えを示した. 聯合ニュースが、崔氏の13日夜のテレビでの発言として伝えた. 崔氏は「兵役などの問題は、国際オリンピック委員会(IOC)の決定とは関係のない国内法の問題だ」と述べたという. (ソウル=中野晃). 日本野球機構(NPB)は26日、東日本大震災復興支援試合(3月10日、東京ドーム)で台湾代表と対戦する日本代表チーム「侍ジャパン」のメンバー24人を発表した. 投手は田中(楽)、吉見(中)、内野手は中村(西)、外野手は内川(ソ)ら昨季のタイトル獲得者らが中心. 2年目の斎藤(日)、沢村(巨)ら若手選手も選出された. 昨季の日本シリーズで優勝したソフトバンクの秋山監督が指揮を執る. 秋山監督は「復興のため、プロ野球としてやっていくことはたくさんある. 今回の代表は若い選手も多く、躍動感のあるプレーをみせたい」と語った. 阪神新井貴浩内野手は「被災地のことを胸に思いながら戦いたい」と話した. 3月10日の復興支援試合は、第1試合が正午から社会人選抜―大学選抜、第2試合が午後6時25分から日本代表―台湾代表となる. 大学選抜にはプロ注目の右腕・東浜(亜大)らが選ばれた. 全日本アマチュア野球連盟鈴木義信副会長は「野球界がプロアマ一体となって支援活動を行うことは意義深い」と話した. 試合には、被災地の自宅を離れて関東地方で生活している被災者1万2千人を招待. 試合の収益を義援金として寄付するほか、「侍ジャパン」メンバーが着用したサイン入り代表ユニホームの慈善ネットオークションも開催する. 入場券の先行発売は2月3日から. 詳細はNPBのホームページ(http://www.npb.or.jp/)へ.