スズキ、暴動で設備一部被害 操業停止、長

スズキは、従業員による暴動が起きたインド子会社マルチ・スズキのマネサール工場(ハリヤナ州)の生産ラインを、少なくとも21日まで止めることを決めた. 生産設備の一部にも被害が出たといい、工場再開のめどは立っていない. 地元警察による捜査が長引く可能性もあり、操業停止が続くおそれも出てきた. 東日本大震災の影響で地震活動が活発化していることを受け、東京大地震研究所は23日、首都圏でマグニチュード(M)7級の直下型地震が4年以内に70%の確率で起きる可能性があるとの計算結果を、ホームページで公表した. 過去の地震の発生状況から統計的に計算した. 家具の倒壊防止や緊急の連絡手段の確認などの備えを促している. 地震研は、東日本大震災が起きてから昨年12月までに、東京都など首都圏で起きたM3以上の地震気象庁の観測データから抽出した. 震災前はM3以上の地震は5年間で約500回だったが、震災後は5.5倍の1日あたり1.48回に増えた. 地震はMが1大きくなると、発生頻度は10分の1になることが経験的に知られている. これを踏まえ、今回のデータから、M7クラスの地震の発生確率を計算したところ、4年以内に70%、30年以内では98%になった. 政府の地震調査研究推進本部は大震災前、別の計算方法で南関東でM7程度の地震が30年以内に70%の確率で発生すると予測している. 地震研の平田直教授は「東日本大震災が起き、大地震はしばらくないと考えてしまう人がいるが、他の地域での発生確率はむしろ高まっていると認識してほしい」と話している. ロンドン五輪第16日の11日(日本時間12日午前)、ボクシング男子ミドル級決勝で村田諒太(東洋大職)がフロレンティノ(ブラジル)を破り、ボクシングの日本勢では、1964年の東京大会バンタム級の桜井孝雄以来2人目となる金メダルを獲得した. レスリングの男子フリースタイル60キロ級で、北京大会銅メダルの湯元健一(ALSOK)は、敗者復活戦に勝って3位決定戦まで進んだが、米国選手に敗れてメダルを逃した. 陸上男子400メートルリレー決勝で、日本(山県亮太江里口匡史高平慎士飯塚翔太)は38秒35で5位となり、2大会連続のメダルには届かなかった. ジャマイカが36秒84の世界新記録で優勝. アンカーを務めたウサイン・ボルト北京大会に続いて、100メートル、200メートルと、400メートルリレーの3冠を達成した. 陸上男子やり投げ決勝で、ディーン元気(早大)は79メートル95の10位となり、日本勢として84年のロサンゼルス大会以来となる入賞(8位以内)は果たせなかった. ナイキサッカー サッカー男子の決勝は、メキシコが2―1でブラジルを破り、初の金メダルを獲得. 新体操の個人総合はエフゲニヤ・カナエワ(ロシア)が史上初の2連覇を達成した. 日本が銅メダルを獲得したバレーボール女子の決勝は、ブラジルが米国を3―1で破って2連覇を果たした. 今大会の日本勢の獲得メダルは37個に達し、2004年のアテネ大会と並び、過去最多となった.