日航、20日に上場申請 再上場は9月19

経営再建中の日本航空20日に、東京証券取引所に株式の上場を申請する方針を固めた. 2年連続で多額のもうけを出し、市場で株を十分買ってもらえると判断した. 実際の上場は、審査を経て9月19日になる見込み. 2010年1月に会社更生法の適用を申請して上場廃止になって以来、2年8カ月ぶりの再上場になる. 現在は官民出資の企業再生支援機構が3500億円を出資して、日航の株式の大半を持っている. 再上場で入ってきたお金は、機構が出資のため金融機関から借りた分を返したうえで、売却額が3500億円を上回れば、その大半は国庫に納められる. 20日に開く定時株主総会を経て上場を申し込む予定だ. 審査が順調に進めば8月中旬に東証1部への上場が認められる見通し.