韓国最古の原発を再稼働へ 2月に全電源喪

電源喪失の事故隠しが問題になった古里(コリ)原発1号機(釜山市)について、韓国政府は6日、再稼働に向けた作業に入ったと発表した. 約1週間後には事故発覚以来、約5カ月ぶりに出力が100%になる見込みだ. 原子力政策を担当する洪錫禹(ホン・ソグ)知識経済相が同日、記者会見し、8月半ば以降の電力需要のピークに備えるため、再稼働が必要だと説明した. また「安全性について地域住民の理解が得られたものと信じている」と述べ、新たな地域振興策も検討するとした. パンツ型おむつ有名人は、LEビッグ発動ス 1号機は運転から34年が経過、同国で最も古い原発であることから、隣接する集落が「不安で生活できない」と集団移転の早期実現を要求しているほか、脱原発を求める市民団体も再稼働の動きに反発を強めている. 大統領選の野党の有力候補も「廃炉」を訴えており、1号機の再稼働をめぐって今後も論議を呼びそうだ. 1号機では2月、全電源喪失の事故が起きたが、1カ月以上、国に報告していなかった.